不正利用がメールにて発覚!
2018年のクリスマスイブの夜だったのですが、
PayPal :お客さまは支払いを送られました
との3通のメールが送られてきました。
メールを見ると、3人の外国人(欧米っぽい名前)宛に320USDを送金したとの内容でした。メールは偽物っぽくない感じの見た目だったので、すぐに自分のペイパルアカウントにログインしてみました。ちなみにペイパルにログインしたのは、とても久しぶり(1年ぶりくらい)です。
すると、本当に3名宛に320ドルづつを送金していました。
320ドル×3名=960ドル(約11万)
私にとってはとても高額・・・。
PayPalにお問い合わせ
すぐにペイパル内の「ヘルプ」→「トラブルと解決」→「不正取引の可能性」→「問題解決センター」からお問い合わせを行いました。すぐにアカウント機能に制限がかけられました。(この一連の作業は確認メールが届きます)同時に、パスワードの変更も行いました。
ペイパル内には、そもそも3万円ほどしか残金が無かったのですが、引き落とし用にクレジットカードを登録していたため、3万以上の額も引き出せるようになっていました。クレジット会社に情報が行っているということは、クレジットカードも止めなければ???と思ったのですが、まずはPayPalからの返事を待つことにしました。
メールには「早急にお客さまのケースを調査し、10営業日以内にご連絡いたします。」とありましたが、実際どのくらいで来るのでしょうか?
その日のうちに返事がっ!
19:10 送金された確認メール
19:30 Paypalに問い合わせ
23:30 未承認と判断される
この時点で、不正取引が認められたので解決です!!すごく安心しました。夜間にも関わらず迅速な対応をしていただきました。
次の日
14:00 アカウントが完全に回復
すべての取引が出来るように、アカウントが回復されたので取引履歴を見てみると、PayPal側から同額がプラスされていました。
後日、クレジットカードの明細を確認したところ、こちらにも同額の表記がありました。こちらの犯人には送金されてしまい、PayPal側が負担したのでしょうか??その辺はちょっと分かりません。早めにPayPalが対応してくれたため、クレジットカードを一時停止することも無く済みました。
原因と対策
どうしてこうなったのか・・・原因は「推察されやすい簡単なパスワードだったから」だと思います。今までは単純なパスワードを使用していたため、少し複雑に変更しました。
アルファベット、数字、記号 の3種類を組み合わせれば問題ないかと思います。もちろんメールアドレスや氏名とは全く別のアルファベットにしないといけません(数字も、01 001などは見破られやすいですので注意してください。)
あと、クレジットカードの登録を解除しました。近いうちに利用する予定が無いため、また次に使用する時に登録することにします。あまり使わないアカウントに、クレジットカードの情報が載っているって、怖いことなんだな・・・と感じました。頻繁に使うことが無い、他のサービスでも見直さないといけません・・・。
セキュリティの質問を忘れる人が多いらしい・・・
PayPalでは、セキュリティの質問というのがありますが、意外と忘れている方が多いようです。というのも「そんなの知らないよ・・・」という質問が多いため、設定してもあとで忘れてしまうそうです。私は質問と答えはノートに書いておくようにしています。ぜひ分からなくならないように管理してくださいね。
ちなみに、
最初に通った学校は?
生まれた病院の名前は?
一番年上の子供のニックネームは?
最初のルームメイトは?
祖母の旧姓は?
などの質問が2種類となります。パッと思いつきませんよね。
焦らないことが大事!
不正が発覚したらついドキドキと焦ってしてしまいがちですが、落ち着きましょう。メール記載のアドレスをクリックせずに該当サイトに移動してからログインする、該当の宛先にお問い合わせをする・・・など、冷静な対応が必要です。何かしていないと心が持ちませんが、お問い合わせをしたあとは、しばらく待ちましょう。今までの経験ですと、大手であれば数時間~1日ほどで大抵お返事が来ます。
皆さんも、パスワードの見直しをぜひ行ってくださいね!