初代ゲームボーイ版の誕生から二十数年。今回は大人気スマホゲーム「ポケモンGO!」に登場するドラゴンタイプに焦点を当ててみました。わかりやすい画像と一緒に、簡単に説明いたします!
ドラゴンタイプとは
ポケモンGOに登場するモンスターには種族ごとに水・草・フェアリーなどのタイプが一つか二つ設定されています。中でもゲームや映画にしょっちゅう出てくる人気種族がドラゴンタイプ。ポケモンGOをプレイするのが初めてという方でもカイリューの姿はご存知かも。ポケモンのタイプは、これによって相手との有利不利の大部分が決まるという大事な要素です。
ドラゴンの種類は?
ポケモンGOには、たくさんのドラゴン(タイプ)が登場します。こちら↓が進化後のドラゴン仲間(2019年3月現在)一覧です。
意外なポケモンや見た目がドラゴンかな~?みたいなポケモンも立派なドラゴンタイプです。チルタリス(進化前のチルットはノーマル・ひこう)やビブラーバ ~ フライゴン(進化前のナックラーはじめん)のように進化後までドラゴンタイプではないモンスターもいます。特にアローラ地方に住むアローラナッシーは、くさタイプの代表格のナッシーとは異なりドラゴン・くさタイプになります。
ドラゴンの区分
同じタイプでも性格や使い勝手が変わるのがポケモン。ドラゴンタイプはこの二つの組み合わせでパターン化できます。
防衛できるか=ジムに置けるか
置けない→5玉(紫)のレイドバトルでゲットする伝説系
置ける→それ以外のドラゴン
もう一つのタイプは?
前述の通り、ポケモンは二つタイプが持てます。もう一つのタイプで分類するとこうなります。*カイリュー・ボーマンダの進化前、ミニリュウ ~ ハクリュー/タツベイ ~ コモルーはドラゴンタイプのみです。
・ひこう →カイリュー/レックウザ/ボーマンダ/チルタリス
・みず →パルキア/キングドラ
・くさ →アローラナッシー
・じめん →フライゴン/ビブラーバ
・ゴースト →ギラティナ
・はがね →ディアルガ
・エスパー →ラティアス/ラティオス
ドラゴンごとの良い所
カイリュー ジム置ける&ドラゴン・ひこう
ミニリュウ ~ ハクリューから進化するポケモン。基本の攻撃力がすさまじく、ドラゴンテール・げきりん・りゅうせいぐん(期間限定)といった強力な技を覚える万能エース。ただドラゴンタイプの天敵、こおり技を受けると危険!もうひとつのタイプ、「ひこう」もこおり技に弱いので二重にダメージを受けてしまいます。間違ってもマンムー・ラプラスなどの、こおりタイプにぶつけないようにしましょう。またフェアリータイプと「はがね」タイプにはドラゴン技があまり効きません。特にクチートはフェアリー&はがねの二重耐性!たとえCPが低くてもあなどらないようにしましょう。
▲この色違いマンムーは大技の『ゆきなだれ』を覚えていなかったのですが『こなゆき』でガシガシ削られてしまいました。
レックウザ ジム置けない&ドラゴン・ひこう
攻撃力がドラゴン最強、レイドで捕まえる伝説ポケモン。くさ・かくとう・むしに強い「ひこう」技を通常技とゲージ技の両方で覚えられるます。もちろんドラゴンテール・げきりんといった強力な技も使えるのでジム防衛のエース『ハピナス』の体力を削っていけます。ただドラゴンタイプはフェアリー技に弱いので、マジカルシャインを使ってきたら素早くよけましょう。右の画面はカイリューとのドラゴン対決ですが、実にドラゴンはドラゴン技に弱い!激しく体力を消耗する戦いになります。
▲カイリューとの大きな違いは、伝説ポケモンはジムに置けない点です。ここからは伝説かどうか?とタイプ別にまとめてご紹介していきます。
パルキア/キングドラ ドラゴン・みず
パルキアはジムに置けない伝説ポケモンです。ひこうタイプではないので、弱点は同族のドラゴン技とフェアリー技のみ!さらに、みずタイプなのでほのお技とみず技に対する防御力がやたら高くなります。攻撃にはハイドロポンプと『りゅうせいぐん』も使えます。攻撃も防御もハイレベルなので、レイドで出現したときは必ず捕まえたいポケモンです。
キングドラはタッツーの進化形シードラに「りゅうのウロコ」を使うと進化するポケモンでジムに置けます。弱点と得意なタイプはパルキアと同じですが、こおり技の『ふぶき』を覚えられます。すべてにおいてバランスの取れたポケモンです。「りゅうのウロコ」はシードラにしか使えませんから、道具に入っていたら進化させてみましょう!
アローラナッシー ジム置ける&くさ
ナッシーと較べて、首が異常に長いアローラナッシー。エスパータイプのナッシーと違い、ドラゴンタイプとの合体になります。『こおり』をはじめとして弱点が多いポケモンですが、みず・くさ・でんき技に対しては打たれ強くなっています。
フライゴン/ビブラーバ ジム置ける&じめん
あまりドラゴンには見えないフライゴンですが、英語で「とんぼ=ドラゴンフライ」と聞くと納得です。バランスの良い能力に「じめん」が付いたことで、でんき技にやたら強いポケモンになりました。2019年10月のコミュニティデイ限定ですが『だいちのちから』がゲージ技に加わりました。*ビブラーバはフライゴンの進化前のポケモン、その前はナックラーです。
ギラティナ ジム置けない&ゴースト
なんとゴーストタイプを持つドラゴンです!こことは別の破れた世界に暮らすギラティナ、物理的なノーマル・かくとうタイプの技がほとんど効きません。耐久力がかなり高いのですが、伝説系のため、ジム防衛には使えません。*画像はアナザーフォルム、オリジンフォルムもタイプは同じです。
ディアルガ ジム置けない&はがね
はがねタイプのパワーで耐久にすぐれたポケモン。どく・くさ技に強く、なんとここまでのドラゴンと違って、フェアリー・ドラゴン・こおり技も弱点になりません。逆にじめん・かくとう技に弱くなっています。攻撃力もすさまじいので出現した時はなんとしてもゲットしましょう。右の画像は弱点「じめん」の筆頭、グラードンに囲まれるレイドボス時のディアルガです。
ラティアス/ラティオス ジム置けない&エスパー
名前通り、オスしかいないラティオス(青)、逆にラティアス(赤)はメスしかいません。ちなみにラティアスの色違いは黄色です。両者ともエスパータイプですが『オス』が攻撃より『アス』は防御よりの能力が高くなっています。強力なポケモンが多いドラゴンタイプの中では比較的平均した能力の持ち主です。
ボーマンダー/チルタリス ジム置ける&ひこう
最後はカイリュー/レックウザと同じ、ひこうタイプのボーマンダーとチルタリスです。ボーマンダーは進化前のタツベイ~コモルー共にドラゴンタイプ、特にタツベイは名前からして辰(十二支の龍)です。弱点はカイリュウー/レックウザと同じですが、攻撃に特化していてレックウザに近い特性です。レックウザと違い、ジムに置けますので、くさ・じめん技で攻めてくる相手にとても効果的です。空を飛んでいるから、ひこうはくさ・じめん技に強いと覚えると忘れにくいです。
チルタリスはチルットの進化系。進化するのにアメが400!もいるのでなかなか大変です。弱点は他の「ひこうタイプ」と同じですが、今一つ能力はパッとしません。ただこの後、もう一段進化する可能性があるので大事に持っておきましょう。
最後に
その時の天気によって強さが変わる天候ブースト、ドラゴンタイプは『強風』です。バトルが有利になり、ゲットしたドラゴンも強くなるのですが、身体にはつらい時のブーストです。それだけに強いドラゴンタイプをゲットした時の喜びはひとしおです。とても魅力的なドラゴンタイプ、たくさんゲットしてください!*画像は全ポケモン中きれいさ1位と噂されるハクリューの『まきつく』とピンクの色違いです。